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GeForceドライバ 512.15 環境において、NGSが 1~2 時間程度でハングアップする現象の対処

 メインPCを換装して余剰となったパーツをサブPCに換装し、4月25日時点で最新の NVIDIA グラフィックス ドライバー 512.15 をインストールして NGS ををプレイしたところ、NGS 起動から1~2時間程度で NGS クライアント(pso2.exe)がハングアップしてしまう現象が発生したため、その対処を行った。

目次

現象

 1~2時間ほど放置していると、必ずNGSクライアント(pso2.exe)が応答しなくなる。

 描画が止まり一切の操作ができず、クリック等操作するとNGSの仮想フルスクリーンウィンドウが白い半透明表示になり、Windows にアプリがハングアップしていることを検出され、応答を待つか強制終了するか選択を求めるダイアログが表示され、強制終了を選択すると WER が動いて終了する。

対処

 NVIDIA グラフィックス ドライバー 472.12 へ GPU ドライバを入れ替える。

 NIC 停止状態でドライバアンインストールして再起動し、インストーラーでクリーンインストールをチェックしてインストールした。

 472.12 へ入れ替えて3時間検証し、ハングアップしないことを確認したので再び512.15へ戻したところ、検証1回目で再発した。

 その後、再び 472.12 へ替えて7時間連続ログインを行ったが、全くハングアップしていない。

環境

マザーボード

GIGABYTE Z87X-UD3H

CPU

Core i5-4670

メモリ

DDR3-1333 24GB(8GB×2、4GBx2)

GPU

GeForce GTX1060(MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC)

電源

Antec NE650C

OS

Windows10 21H2 ビルド19044.1645

GPUドライバ

NVIDIA グラフィックス ドライバー 512.15

NGS

ランチャ07.00.13 クライアント7.0501.1

動作検証・各部確認結果

 各種ロギングしながら4回検証したところ、NGS起動後、確実に1~2時間程度で発生するが、正確に決まった時間数ではない。

 Sysinternals Process Monitor でロギングすると、アプリケーションが応答しなくなったあとも強制終了するまでは、pso2_bin 配下のファイルや pso2reboot.dll へアクセスし続けていることがわかったが、アプリケーションの見た目では完全にハングアップしている。

 NGS のファイルチェック、ストレージ検査、HWiNFO 等のログに異常はなく、ハードウェア障害とは考えにくい。

対処へと至った理由・メカニズム

 なし、不明。

 ハードウェア障害の蓋然性が低くソフトウェアの問題と思われたため、とりあえずGPUドライバを変更することとした。NVIDIA グラフィックス ドライバー 472.12 を使用しているメイン PC では現象が発生していなかったため 472.12 を試したところ、現象が全く発生しなくなった。

 512.15では、ランダムにドライバが応答しなくなる現象が発生するという情報があったが、関連性は不明。

 なお検証作業中に新しいドライバ 512.59 がリリースされているが、こちらは試していない。